2019年のSEOアップデートから得た6つの教訓について

みなさん、こんにちは。

9月に、グーグルの大きなアップデートが起きましたね。
アフィリエイトを取り巻く環境は、変化が大きく、混沌としてます。

そんな中で、同じアフィリエイターの方たちは、その激動をどう捉えているのか。

今回のメディア様取材では、アフィリエイト歴3年のメディア
「4NET」様にご協力いただき、その部分についてインタビューを
させていただきました。

4NET様の捉え方が正解ではないかもしれません。
しかしながら、皆様のご参考にになればと思っております。

是非、お楽しみくださいませ。

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ネット回線の比較サイト「4NET」の管理者です。

私は2016年10月にアフィリエイトをスタートし、2018年4月に4NETの売上の伸びも後押しして法人化をしました。
比較的順調に売上を伸ばしてきましたが、やはり最近のアップデートには苦戦を強いられています。
2019年は3月、6月のコアアップデートでYMYL関連キーワードの大幅な順位変動があり、さらには2019年9月にはより幅広いジャンルのキーワードで変動が起き、まさに2019年はアフィリエイターたちの命運が分かれる年であったと思われます。
例にもれず当サイトも順位変動の影響を受けてしまいましたが、YMYLジャンルに比べると致命傷といえるほどの変動ではなかったと言えます。
また、2019年の度重なるGoogleアルゴリズムのアップデートによりいくつか得られた教訓がありますので、少しでも皆さんの参考になればと思い本記事を執筆させていただくことになりました。

教訓1.美容・健康ジャンルは避ける

2018年以前よりアフィリエイトに取り組んでいる人であればもはや言うまでもないことでしょうが、
美容・健康ジャンルのキーワードでの上位表示はもはや「難しい」というより「不可能」だと考えた方がいいでしょう。
もちろんキーワードによっては美容・健康認定されていないキーワードもあり、そういう穴場的なキーワードであれば上位表示の可能性も多少なりあるでしょうが、上位表示し続けられるのはあくまでも一時的だと考えた方が無難です。
美容・健康ジャンルは2018年から2019年にかけてその対象となるキーワードを広げており、今後さらに拿捕されるキーワードは増える可能性があるからです。
もっと言うと、アフィリエイトで大きく稼ぐにはやはり「王道キーワード」で上位表示をすることが不可欠です。
大きく稼ぎたいと考えるのなら、王道キーワードで上位表示が狙えないジャンルはそもそも取り組むべきではないでしょう。

教訓2.公式サイトが強いジャンルは避ける

これは2019年9月のアップデートを受けて得られた教訓です。
2019年9月はYMYLに限らず幅広いキーワードでの順位変動が起きましたが、私の印象としては「公式サイトが明らかに強くなった」と感じたアップデートでした。
例えば脱毛ジャンルなんかは特に顕著で、長い間主要なワードで上位に君臨していたいくつかのアフィリエイトサイトは消し飛ばされ、上位は完全に公式サイトに置き換わりました。
しかしながら、単一のビッグワードはもはやどのジャンルでも公式サイトが有利ですが、2語、3語の複合ワードに関してはまだまだアフィリエイトサイトが沢山上位に表示されているジャンルはあります。
これから参入するジャンルを決める場合には、アフィリエイトサイトが上位にいるかどうか、公式サイトだらけじゃないかどうか、というのを実際に検索をかけてから参入の是非を判断した方がいいでしょう。

教訓3.狙うキーワードを取捨選択する

所感として2019年9月に実施されたアルゴリズムのアップデートによりGoogleは
「アフィリエイトサイトが表示されるべきキーワード」
「公式サイトが表示されるべきキーワード」
をより明確に区別し始めていると感じました。
既に単一のビッグワードに関してはローカライズが導入されていてその地域の事業者の公式サイトが優先的に表示されるようになっておりますが、その対象範囲がほかの複合ワードにも及んでいるように思います。
一例として「地域ワード」が挙げられます。
従来ですと「〇〇 東京」「〇〇 大阪」といったような地域ワードは「おすすめ10選」といったようなアフィリエイトサイトのランキング記事の独壇場でした。
ランキング記事の1ページの方が公式サイトの1ページよりもはるかに膨大な量の情報を詰め込めるからです。
しかしながら2019年9月のアップデートによりアフィリエイトサイトが淘汰され、公式サイトが有利になったように思います。
もちろん全てのアフィリエイトサイトが飛んだわけではありませんが、ごく一部の大手メディアを除いてだいぶ順位が下落したんじゃないかと思います。
とはいえ、かくいう私もかつては地域ワードで稼がせていただいた時期もありましたが、これに関しては致し方無いアップデートかなとも思います。
SEOは何もアフィリエイターだけのものではなく、地域の事業者にも上位表示の門戸は開かれているべきだと思うからです。
そうすると地域ワードはGoogleマイビジネスに登録している事業者(=ローカライズに対応しているサイト)の公式サイトが有利になるのは目に見えているので、アフィリエイターは今後避けた方が無難でしょう。
「アフィリエイトサイトが表示されるべきキーワード」
「公式サイトが表示されるべきキーワード」
をより明確に区別し始めているという前提に立つなら、やはりアフィリエイターは「おすすめ」や「比較」といったキーワードを攻めるべきでしょう。
「おすすめ」や「比較」といった”複数の商品についての情報をまとめて知りたい”という意図があるキーワードに関しては、自社商品しか紹介できない公式サイトより、複数の商品を紹介できるアフィリエイターの方が依然として有利だからです。
いずれにせよ今後は「検索ボリュームがあるキーワードは全て狙う」というスタンスではなく、攻めるべきキーワードは精査した方が良いでしょう。

教訓4.情報の鮮度は重要

Googleは2019年8月1日にスニペット表示に関するアルゴリズムとして「より新しい情報を優先」して表示するようにしました。
例えば最近では最新の情報を得る手段としてTwitterやInstagramなどのSNSが活用されることが多いことから、Googleも検索エンジンをよりリアルタイム性を重視するようになっているのかなと個人的に考えています。
かつてアフィリエイトは「放置しても自動的に儲かる」というある種ストックビジネス的な側面がありましたが、これからは自身が管理するサイトの情報の鮮度というものを意識しつつ定期的にテコ入れをする必要があるということです。
例えば当サイトの記事「WiMAXおすすめ比較」の記事に関しても月に1回、月初には必ずキャンペーン情報をチェックし、変更があれば加筆・修正を行っています。
WiMAXや光回線といった通信ジャンルは広告主のキャンペーン情報が頻繁に更新されるジャンルなので、これから参入される方は管理の手間がかかる覚悟をもっておいた方がいいでしょう。

教訓5.手を広げ過ぎない

これは近年の度重なるアップデートを受けて、最近つくずく実感していることです。
2018年以前は一人のアフィリエイターがいくつものジャンルに取り組み、複数のサイトで売上を伸ばすことが可能でした。
しかし、最近のSEOの傾向としてドメインパワーが強いサイトが明らかに優遇されております。
皆さん日々SEOに取り組み中で、様々なキーワードで「このキーワードでもあの大手メディアが表示されるのかよー」と感じたこと、あるんじゃないでしょうか。
これはGoogleがより一層サイトの権威性というものを重視しているということでありますから、素人が新規ドメインをいくつも取得してそのすべてで上位表示をすることはもはや困難です。
ですから、これからのSEOを考えると、5年10年単位で情熱をもって取り組めそうなジャンル1個を決め、その1サイトを大事に育てていくことが重要なんじゃないかと思います。

教訓6.アフィリエイトは仕事

「アフィリエイトは仕事である」
と考えることは、今後アフィリエイトに取り組む中で非常に大切なマインドであると考えています。
今まではネット上に転がっている情報を集めて自分なりの言葉に置き換えるだけの記事でも上位表示は出来たかもしれませんが、それはドメインパワーの強い大手メディアが人海戦術で簡単に出来てしまうことです。
言うまでもなく、弱者が強者と同じ戦略を取っても勝てるわけがありません。
昔から今に至るまで常にGoogleは一次情報を欲しがっており、現在でも「今まで誰も発信したことがない情報」をアップするとドメインパワーが弱くてもGoogleは上位表示をしてくれます。
「今まで誰も発信したことがない情報」というのはつまり”ネット上に転がっていない情報”ということですから、いくらパソコンと睨めっこしていても見つけることは出来ません。
アフィリエイトはこれまで「パソコンとネットがあれば出来る」と考えられていたでしょうが、昨今のSEOを鑑みるとそれではダメです。
しっかり自分の足を使って取材をし、五感を駆使してネットには転がっていない一次情報を仕入れてくる。
ここまでやる必要があるのなら、アフィリエイトは片手間で出来る小遣い稼ぎではなく、もはや立派な仕事です。
アフィリエイトを仕事と考え、しっかり腰を据えて取り組んでいくことが、今後個人のアフィリエイターに求められる生存戦略といえるでしょう。

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みなさん、いかがでしたでしょうか。

激動のアフィリエイト、そこで戦うみなさんの
少しでもお役にたてればと思います。
ご参考までに、、、、!

以上、「4NET」様の取材記事でした!