アフィリエイターのみなさんこんにちは。
「とりあえず記事を書け!」
アフィリエイトを始めたうちはとにかく手を動かすことが重要とされています。まずは手を動かさないことには何も始まりませんから。。。
しかし、「とりあえず記事を書け!」と記事を積みかさねていくうちに、サイトの足を引っ張りかねない事態を招いてしまっているケースも存在します。
今日話していく重複コンテンツのことです。
重複コンテンツが多くて得することはまずありませんから、いかにこれを減らすか?そして記事を削除せずに活かすか?がアフィリエイターに求められるスキルです。
今日は、記事が溜まってきたからこそ1度立ち止まって考えたい。重複コンテンツとの向き合い方に関して話していきましょう。
そもそも重複コンテンツとは何をさすのか?
- 表現の部分一致
- タイトルに含まれるキーワードの一致
- 見出しに含まれるキーワードの一致
- 記事に含まれる単語が多く一致
- 引用タグを使わずに、他の記事からそのまま引用している
「これが重複コンテンツだ!」とはっきりしとした、定義があるわけではないので、どこからが重複でどこからが重複ではない!というのは、Googleから警告でも来ない限り感覚論になってしまいます。
その上、1、3、4、くらいであれば、限度にもよりますが検索順位にも全く支障がないことだって否定できないのです。(数値化できないので、そうとも言い切れないが・・・)
だったら、あまり意識しすぎなくてはいいのでは?となるところですが、重複コンテンツがよくないとされている根拠はいくつもあるので次で見ていきましょう。
重複コンテンツがダメな理由
これはズバリ適切な評価を得られない。ということです。
ニッチなキーワードでは、同じサイトのコンテンツが検索順位の1ページ目に2個も3個も登場することがありますが、ある程度収益性があったり、アクセスが稼げてライバルが多いキーワードではまずありえません。
1つのクエリに対しては、1ページ目2ページ目には、同じサイトの記事がないことがほとんどでしょう。
評価が分散されてしまい、適正な評価をしてもらえてない状態を意味します。
判断基準は曖昧なものの、ページランクなんて使われることがありますが、その考え方で例をあげてみます。
【例】AGA治療 おすすめ というキーワードを狙って2記事を書いた場合。
「AGA治療にオススメのクリニック」「AGA治療にオススメの薬」内容は若干違えど、どちらも2語がかぶっています。
このクエリで1位をとっている記事のページランクが100点だとしましょう。
そして2ページ目にいる、クリニックを紹介した所有サイトの記事が50点、薬について書いた記事が圏外の20点だとします。
先ほども言いましたが、同じキーワードに対して同じサイトの記事が複数あることで、評価は分散されてしまいます。
この場合、そうならないように、薬について書いた記事を消した方がいいのではないか?表現を変えたらいいのではないか?ということを意識するようにしてください。
リライトの方法はこの後の章で話しますが、実際に「タイトルを変えただけで順位があがった!」「h2を修正しただけで順位が上がった」なんて情報が多いのも、実は評価が分散してしまっていた記事を、うまく差別化できて適正な評価を受けられるようになったためです。
ではとりあえずタイトルや見出しを変えたらいい!というわけではありませんが、重複コンテンツに限っては、少し修正するだけで順位を上げるケースはよくあることです。
(もちろん他の要因も考えられますが・・・)
重複に効果的なリライト方法
せっかく書いた記事をそのまま消す!というのは好ましくないですし、いくら分散していようと一定の評価は圏外の記事でもつきますから、まずはリライトでなんとか対応できないか?という路線で考えていきましょう。
丸々記事を書き直す必要もありません。
優先すべきは
- タイトルに同じキーワードが含まれていないか?
- 見出しに同じキーワードが含まれてないか?
- 引用で補える部分はないか?
- 内部リンクで補える部分はないか?
リライトと言うと、文字を継ぎ足すイメージがありますが、それだけではありません。内部リンクやキーワードの調整を行うこともリライトになりますので、「ライティングするぞ!」というよりは、ポイントポイントの細かい表現を少しずつ修正していくイメージです。
記事のパワーを引きつぐリダイレクト!?
ただ、初期の頃に書いた記事だと、「これは修正程度で済まなそうだ」「そもそも読みづらいし消した方が早いんじゃないか?」なんてリライトするまでもないような記事がでてきてしまいます。
でも、そんな記事にも少なからずGoogleの評価があることは忘れてはいけません。ここではリダイレクトという方法を使って、重複している記事にurlを引き継ぎます。
【例】Aという記事が検索順位10位60点のページランクがあるとする。しかしBという記事はAという記事と内容こそ似ているが、初期に書いたものなので、読みづらい。そして検索順位も圏外でページランクは10点。
- 記事B(10点)のURLを記事A(60点)に引き継ぐ(リダイレクト)
- 記事Bは記事Aに統一されたから、記事Bは削除
- 60点だった記事Aに、記事Bの10点分の評価が加算される
3にいたっては、あくまでイメージなので実際にリダイレクトをしたことにより、もともと分散していた評価が足し算されて、大きく順位が上がることが確約されているわけではありません。
ただ、評価の分散がされなくなった。関連性が高い記事が統一されたことにより、順位が上がるケースが実に多いです。一時期はこの方法を悪用して、検索順位を上げるような手法が流行ったくらいです。
そのようなテクニック論でアフィリエイトをやっていくことはおすすめできませんが、今回のように重複コンテンツが生まれてしまい、やむおえない場合はリダイレクトという手段も1つなのです。
※細かい301リダイレクトのやり方はまた次回・・・
まとめ
記事を書き続けることは大切ですが、一度立ち止まって今まで書いてきた記事が重複してないか?を調べて修正することの大切さをわかっていただけたでしょうか?
せっかく記事を書いたのに評価が分散されてしまい、適正な評価が得られず検索順位も上がらない、売上も上がらないでは元も子もありませんよね?
リライト・リダイレクト、という方法を使って、重複コンテンツを消さずに活かすことを前提にサイトの修正にとりかかりましょう!
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!