『DMCA登録』をして自社サイトの記事を悪用された時の対策をしておこう!

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アフィリエイターのみなさんこんにちは!

昨今、個人で運営するような我々アフィリエイターのサイトより、公式サイトと呼ばれる企業サイトの力が強くなりつつあります。

公式なデーターが発表されている訳ではないので、あくまで感覚値にすぎませんが、最近のアルゴリズム変更による順位変更の考察では多くの人が “公式優遇アップデート” なんてことを口にします。

ただ、この公式優遇アップデートで、「あれ、もしかして自分のコンテンツ公式サイトにパクられてるのに優遇されてる?」なんてことが話題にあがります。

もちろん、悪用やコピーコンテンツの根を断つのは難しいことであり、公式や個人の小さなメディア問わず行われているのですが、対策方法については、しっかりと理解しておきましょう。

そこで今回は、『DMCA登録』をして自社サイトの記事を悪用された時の対策法について解説していきたいと思います!

DMCAとは

DMCA登録3

DMCAは「Digital Millennium Copyright Act(デジタルミレニアム著作権法)」の略称のこと。

ウェブコンテンツに関する著作権の事実上の基準のことを指していて、2000年に成立したアメリカの連邦法の一つです。

ただ、このDMCAはあくまでアメリカでのみ効果を発揮する法律のため、日本にいる限りは適用されていませんでした。

それを解決するために、翌年の2001年に日本では「プロバイダー責任制限法」が成立しました。

法律の詳細は後ほど解説しますが、まずはアメリカでも日本でも著作権に関する同じような法律がほぼ同時期に成立されたということを知っておきましょう!

DMCAの登録方法

まず、DMCAに登録するためには、Google Search Console(Googleサーチコンソール) にログインしなければなりません。

もちろん登録は無料で、Googleのアカウントさえ持っていれば簡単に登録することが出来ます。

まだ利用したことがないという方は、最初に登録しておきましょう。

DMCA登録1

Google Search Consoleに登録できたら、「著作権侵害による削除」で必要項目を記入していきましょう。

  • 連絡先情報
  • 著作権対象物を特定する情報とその著作物の説明
  • 当該著作物が許可を受けて掲載されている場所
  • 権利を侵害している著作物の場所
  • 宣誓供述書
  • 署名

を記入したりチェックマークを入れていきます。

DMCA登録2

「著作権対象物を特定する情報とその著作物の説明」「当該著作物が許可を受けて掲載されている場所」「権利を侵害している著作物の場所」の3つに関しては、上写真のように最大1000行まで書くことができます。

この辺りが不明確になっていたり、重要な部分を書き忘れていたりすると、審査に通らず申請できないこともあります。

どのように書いたら審査に通りやすいのかなどの情報は表に出ていないので、できるだけ分かりやすくかつ具体的に書くように意識してくださいね。

DMCAを利用すると防げること・メリット

この法律が成立されるまでは、サイト内にあるコンテンツが誰かに盗用されてしまった時、盗用を行なったサイトの管理者が分かる場合にのみ削除要請を出すことで削除することが可能でした。

しかし、これはあくまで「盗用を行なったサイトの管理者が分かる場合にのみ」なので、そのサイトの管理者が分からない場合は削除することが出来ないことを意味します。

そうすると、自分のサイトに訪れるはずだったユーザーが、コンテンツを盗用した方のサイトに流れることになってしまい、大きな機会損失を生んでしまいますよね。

この問題を解決するために制定された法律がDMCAで、この法律がある限り盗用を行なったサイト運営者が分からない場合には、プロバイダーに対して著作権侵害を訴えて削除の申し出をすることができるのです。

ちなみに、冒頭で述べた「プロバイダー責任制限法」も同じような法律なので、これによって日本でも、

  • プロバイダーへ削除依頼
  • コンテンツを盗用した管理者の情報開示

を求めることができるようになっています。

まとめ

DMCA登録4

今回は、『DMCA登録』をして自社サイトの記事を悪用された時の対策法について解説しました!

企業であれ個人であれ、自分のコンテンツが他のサイトにパクられてしまうと、大きな機会損失となってしまいます。

本来はあなたのサイトに訪れるはずだった顧客を、ただパクっただけのサイトに流してしまうのは悔しいでしょう。

誰でも無許可でパクられてしまう可能性というのはあるので、コンテンツを盗用された時の対策法はしっかり理解しておく必要がありますね。

対策法を知らずに泣き寝入りしたり放置するのではなく、今回紹介したDMCAに登録してみてください!

本日も最後までお読みいただきありがとうございました!