今知っておきたい!ITP問題について

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みなさま、最近アフィリエイトのトラッキングにとって大きな波がきてる事をご存知ですか?
ITPがその主犯なんです。モチロン!という方は今回のエントリーは読み飛ばしてください(笑

affitownは本問題に対してCookie以外のトラッキング手段を使って対処する事により、アフィリエイターの皆さんには何ら対応を頂く必要がなく、より安全策を以って対処済みです、というご報告となります。

さて・・ITPとは(Intelligent tracking prevention)の略でごくごく簡単に言っちゃえばiPhoneではアフィリエイトのトラッキングがクリックから24時間しか有効じゃなくなってしまう可能性があることです。ってこれだけ読んだら即なんとかして欲しい大問題ですよね!

特にiPhoneユーザーが66%を占める日本の市場にとってのヒットは大きいです!

昨年の11月頃から・・特にYDNやFacebook広告を運用してアフィリエイトをおこなっているPPC系アフィリエイターの方はコンバージョン数が少し減少傾向にある・・と感じている方もいらっしゃるかもしれません。

これはiOSの11がリリースされて、iPhoneユーザーの皆さんが徐々にOSをアップデートしているからと考えられます。通常のアフィリエイトでは皆さんのサイトに載っているアフィリエイトリンクを踏んでから30日〜長い広告案件になると90日間程の間にコンバージョンをすれば成果の発生と判定される事がほとんどだと思います。もちろん案件によっては当日のクリックからのコンバージョンしか成果にならない案件もありますが、それはごくごく例外的な案件だと言えるでしょう。

今回のapple社のOSアップデートにより、標準ブラウザであるsafariではITPという機能が搭載されました。この事により”クッキーを利用した計測ではサードパーティークッキー”は24時間しか効きません。

さて、また新しい用語が出て来ました。サードパーティークッキーです。この用語を説明する際には皆さんもきっと体験した事があるこういった事象から説明するのが良いでしょう。

例えばAmazonでアナタが何かを購入しようか・・として一旦別ページに移ってしまい、その際に購入を行わなかったとします。その後、数時間はその時にAmazonで見た商品のバナー広告がいつも見るブログで出て来たりしませんか?

このブログはAmazonのクッキーを利用しているんですが、いつも見るブログはアマゾンに対しては別ドメインのサービスなので”サードパーティークッキーを利用している”という形になります。

代表的なサードパーティークッキーを利用している広告サービスがフランスのCriteoです。

実はこの会社・・今回のiOS11のアナウンスにより大打撃を受けた会社でして、時価総額が300億円も吹っ飛んで大ニュースとなりました。サードパーティーのクッキーを利用したリターゲティング広告の雄として世界を席巻したサービスなだけに、appleのポリシーチェンジは非常に大きな打撃となったわけですね。

さて・・affitownですが実は既にiOS11でITPの実装がリリースされた時点で実験をおこなっておりまして、弊社で皆さんに配っているタグはクッキーが24Hを超えても動作する旨は確認しております。つまりはappleの規約上でサードパーティークッキーではなく、ファーストパーティークッキーを利用していると判断していただいているという事ですね!

ですが、今後のポリシーの再度変更などによるリスクを見据えて、現在は広告主の皆様にはクッキーを利用しない独自の手法によるトラッキング手段を提供させていただいております。今後もアフィリエイターの皆様に安心してご利用いただけるサービスとして、affitownはサービスの逐次改善を行なってまいります!